11/4(日) 一橋大学一橋祭運営委員会 主催 「アニメに命を吹き込むこと」に行ってきました。
11/3(土)に引き続きのイベントです^p^

ちなみに、ご出演者は京アニ作品(知っている限りでは全て……)を初めとする多くのヒット作で音響監督を務める 鶴岡陽太さん。
個人的に、1番初めに覚えた音響監督の方でしたので、情報を知った瞬間に行くの決めてましたね^^;

それではレポートです。
企画の性質上、内容列記っぽくなってしまうのはご了承下さいm(_ _)m

※メモを元に書き起こしていますが、語弊がある可能性もあります。引用はご遠慮下さい。もし不備があればご指摘下さい。

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開演まで、人数を数えていましたが(ぉぃ
座席300席ほどに対して、90人ほどと寂しいスタートではありましたが、情報サイトなどに取り上げられていなかった事を考えると、ボチボチかなぁという印象でした。
客層も 親子連れ(小学生・中学生と両親)からお婆さんまでとマチマチ。
女性が結構多かったような印象です。

そんな、毎度の観察をしているうちに開演w

<講師紹介>

ご本人曰く、喋り下手との事で、何故か鶴岡監督が恐縮しつつ、(観客も恐縮しつつw)始まりました。

Q.音響監督の仕事とは?
音響監督の仕事について知らない人もチラホラいたので、こんな質問o(^-^)o
作画監督、アクション監督など各部門ごとにある監督の1つで、音に関わる部分を束ねる監督。
なるほど、と思える非常に分かりやすい紹介でした。

Q.どこから関わるの?
絵コンテ、シナリオを見てからだから 放送半年~3ヶ月前ぐらい。でも、直前になりがち。
歌物は半年ぐらい前から進める事が多いとか。(最近は、PVにも使われたりするので余計に)
効果音は、フィルムがないと付けられないので、「完尺」(フィルムの長さを変えないという段階)から用意するんだとか^^;

Q.音響監督になったきっかけ
普通は音響制作会社で働いているうちに音響監督になるケースが多いものの、
鶴岡監督自身は、音響制作をあまりしたことはなく、アニメを作ってて必要にかられたんだとか。
ちょっと意外な過去でしたね。アニメ作っていたとはw

<キャラクターに声を与えること>

Q.オーディションについて
デモテープを録音するのが仕事という回答が。端役については裁量権があるみたいですが、主役はそうでもないみたいですね。

Q.ディレクションって何するの?
鶴岡監督は、具体的なことはあまり言わず、方向性の指示をするというスタンスだとか。
それで、キャストの方に、分かりにくいと言われる部分もチラホラあるとかww

Q.二度とできないところは?
まとマギTV版10話(ほむほむ回)。ここだけは、奇跡的にスンナリ録れたらしく、劇場版の際に、ここだけは録り直ししなかったみたい。

などなど……
ほぇ~とする事ばかりで、聞き入ってました^p^

<BGMの効果>
こちらでは、何本かの映像と、それに沿ったご説明が。

まずは、ゴーストハンドの1シーンで、ギターを引いているところ。
映像を見ただけでは「ふーん」だったのが、音源をアフレコ(映像に合わせて収録する事)したと聞いて、感じ方がガラッと変わりました。
しかも、打ち込みではなく、収録だと言うのだから本当に凄い。。。

そして、お次は まどマギ1話(保健室に連れて行って)と10話(まどか、あなたの為になら~)。
同じBGMを使っている訳ですが、1話だけ見ると出だしから重い。
同じテーマ沿ってるからこそ成り立つんだとか。

最後は、ハルヒ消失のパソコンが勝手に起動して、長門からのメッセージが表示されるシーン。
実際には、ほぼ無音(パソコンの駆動音だけ)のシーンという、何とも寂しいシーンなのですが…………

適当に、泣きのシーンにあるような壮大な音楽を当ててみると――――――――感動的な映像へと様変わり(゜Д゜)
でも、これは、そういうシーンじゃないので、全体的に見たらダメで、
敢えて無音にして、間が持たなくても、全体のバランスを崩すよりは良いという判断で作ったんだとか。

BGMってスゲーー

<アフレコ体験>
ハルヒの1シーンにガヤを入れてみようのコーナー。
ガヤはアドリブで一定の尺を持たせるので、演劇のエチュード(即興劇)要素が強いので、実は難しい。
そこで、セリフのあるガヤを使おうという事で、このシーンにw

っていうか、ハルヒってガヤにセリフ与えてたんですねww

さて、まずは女7名男2名での1シーン。
取り敢えず割り振られるも、鶴岡監督のどのキャラだか分かるよね?という問いに戸惑うばかり。
鶴岡監督、仕事の顔していらっしゃいましたw

取り敢えず、当てて見るも、口パクに合わせないといけないのが難しく、難航するも、
3~4回目で、「使えと言われたら使えるレベル」というOKがw

見てる側としては口パクに合ってるのかにまで、意識できていなかったので、なんか凄いと思うと同時に、
録音と一緒になんてできない っていうのも納得。

ちなみに、声優志望(というか、事務所配属は決まってる?)の方も恐らく2人ほど混ざっていたので、
もしかしたら、出来はこの2人によるところが大きいのかもしれませんがwww

<質問コーナー>
さて、最後は質問コーナー。

特に印象的だった内容を挙げると……
・シゴフミでミニマルをやっていて、それが化物語に生きた
(当時、ミニマルの事知らなかったので、気づくこともなかったですね……)
・昔の4クール物では、6話ぐらいかけてキャストは試行錯誤していた
(なるほど、と思った一言。キャスト周りでは色々と言われていますが、同様に環境も変わっているんだなぁ)
・歌物アニメでも歌はオーディションしない
(持っている情報では調べるとの事でしたが、少し意外)

そんなこんなで、終演…………

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いや~なんとも、貴重なお話を聞くことができました。
司会の方の質問が纏まりきれていない時があって、分かりにくい部分はありましたが、
それでも上手く話しを広げて頂けたので、非常に良い内容でした。

ただ、途中入場が多くて…………そして、ステージの音が聞こえてきて…………(-_-;)
そこだけは残念でした。。(無料イベですし仕方ないのは分かっていますが)

こういったイベントは正直、うちのサークルではできないであろう事だったので(色々と制約があるんですよ……)よくやって下さいました。
こういったイベントが増えればいいなぁ……………

おまけ
アイマス看板
会場前に設置されたアイマスの看板。(同じ建物でアイマスステーションの公開録音があった関係?)

ちなみに、これ拡大すると…………
アイマス看板拡大

ア、アニメのセルでできてる!!www

文責:空乃場雛菊